・中学生版のやり投げの正体。
・ジャベリックスローの特徴。
高校生の投擲種目には、砲丸投げ、円盤投げ、ハンマー投げ、やり投げとありますが、中学生の投擲種目は、ハンマー投げに関してはありませんが、他のさん種目は存在します。
しかし、やり投げに関しても、やり投げという種目自体はないんですよ。
中学生が一般の記録会に混ざってやり投げの試合に出てることを見たことはありますが、中学生だけの大会でやり投げという種目があってるのを見たことがありません。
そこで今回は、中学生版のやり投げと言われているやり投げみたいな種目についてご紹介していきます。
中学生版やり投げの正体
中学生版やり投げの正体とは、すなわち
ジャベリックスロー
と言われるものです。
僕は高校からやり投げを始めたので、この競技の存在を知りませんでした。
やり投げで使用する投擲物は、槍ですが、ジャベリックスローで使用される投擲物は、ターボジャブと言われるものです。
そこでやりとターボジャブの長さと重さを比較してみましょう。
・槍:長さ2.6〜2.7メートル、重さ800g
・ターボジャブ:長さ70センチメートル、重さ300g
上記のようになっています。
槍よりもターボジャブの方が長さは短いし、重さも軽くなってるので中学生向けのやり投げとして作っていることが分かりますよね。
また、やりの先端はとがっており、地面に刺さるように作っていますが、一方、ターボジャブの方は、先端がゴムのような素材で作っているため、安全面も確保されています。
これが中学生版やり投げの正体となっています。
ジャベリックスローの特徴
ジャベリックスローの特徴として3点あります。
・槍よりも長さは短いし、重さも軽くなっている。
・プラスチック素材で作られている。
・槍とは違い、構えたときにやりの先端が見えないため、力を入れる方向が定めにくい。
の3点です。
ジャベリックスローはやり投げよりも軽いため、遠くまで投げれそうですが、意外と投げるのが難しいんですよ。
参考に男女の中学記録がこちらです。
男子中学記録:81m11
女子中学記録:56m11
となっています。
僕もターボジャベを投げたことがありますが、50mそこそこしか飛びませんでした。
男子の中学記録の80mオーバーとか化け物でしかないですよね。。。。(笑)
やり投げの記録がいいからといってターボジャブが飛ぶということもないのがジャベリックスローの特徴だと思います。
やり投げに関しては、野球経験者でも投げるのは難しいと思われますが、ジャベリックスローに関しては、野球経験者の方が遠くに投げれると思います。
まとめ
今回の記事の重要ポイントは、
・中学生の陸上種目でやり投げみたいな種目の正体はジャベリックスロー。
・ターボジャベは、槍より短く、槍より軽いのが特徴。
・ターボジャベの先端はゴム素材で出来ているため、安全である。
・プラスチック素材でできている。
・やり投げの記録がいいからといって、ターボジャブが遠くに飛ぶということはない。
です。
今回は、中学生の陸上種目において、やり投げみたいな投擲種目についてご紹介してきました。
僕みたいにやり投げから始めた人は、ジャベリックスローという種目を知らなかったのではないでしょうか?
この記事を見てジャベリックスローという種目を覚えてくださいね。
また、現在やり投げをしている選手でターボジャブを用いてやり投げの練習をしてみても面白いかもしれませんね。
今回の記事を参加にしてみては?
次回の投稿もお楽しみに!!!