・やりがなぜうまく刺さらないのか。
・やりがうまく刺さるようになる方法。
やり投げを始めたばかりのそこのあなた!
という経験をしたことはありませんか。
僕もやり投げを始めた頃は、投げても投げても
ヒューーー、、ガシャン!!!
とやりの先端が地面に刺さらず、バウンドしていました。
同じような経験をされている方は多いと思います。
特にやり投げを始めたばかりの選手は、やりが刺さらないことに悩んでいると思います。
そこで今回、なぜやりが地面に刺さらないのか、どうやったらやりがうまく地面に刺さるようになるのか解説していきたいと思います。
なぜやりが地面に刺さらないのか
僕がやり投げを始めた手の頃は、ほとんどやりが地面に刺さりませんでした。なぜ地面に刺さらないのかと考えた結果、次の3点が原因だと考えました。
1、腕だけで角度をつけようとしている。
2、リリースのポイントが遅い。
3、手首で角度を調整しようとしている。
の3点が挙げられると考えました。
やりは基本、脚で角度をつけるものです。腕で角度をつけようとすると、やり先が上を向いてしまい、やりのケツから落下してしまいます。
実際に足で角度をつけることはどういうことなのかというと、
ということです。
やりは、突っ立ったまま投げると絶対に角度をつけることはできません。膝を曲げることによって、やりに角度をつけることができるのです。
どうしても突っ立ったまま投げようとすると、角度を手首で調整してしまう癖ができるのでやめるようにしましょう。
また、リリースポイントが遅いと、やりのグリップに引っかかった投げになってしまい、刺さらない原因となってしまいます。
手首だけで角度をつけてしまうと、投げたい方向と力が加わる向きが分散してしまうので、やり先に力が加わらず、やりのケツから落下する恐れがあります。
やりがうまく刺さる練習方法
・やり先に向けてグリップをぶつけにいくイメージで突き刺しをする。
・手首にテーピングを巻いて、突き刺しを行う。
・顔の真横でリリースするイメージで突き刺しを行う。
やりは一直線の棒なので、やり先に対して、グリップをぶつけるイメージで投げると、腕で角度をつけることなく、真っ直ぐやりが投げることができます
手首にテーピングを巻くことによって、手首で角度をつけることができないため、手首を固定したまま投げれます。この練習は僕も現役の時に行っていて、とても効果的でした。
また、手首にテーピングを巻くことにより、やりを投げる際に肘への疲労を和らげてくれる役割があります。
肘に違和感がある選手は肘に手首をテーピング巻くのではなく、手首に巻くことをおすすめします。
やりは顔の真横でリリースすることによって、やりに力が加わり、やり先から落下しやすくなります。
まとめ
今回の記事のポイントは、
・やりは腕や手首で角度をつけようとすると刺さりにくい。
・リリースポイントが遅いとやりのケツから落下する。
・やり先に対して、グリップをぶつけるイメージで投げると腕だけで角度をつけることがなくなる。
・手首をテーピングで固定することによって、手首で角度をつけることがなくなった。
・顔の横でリリースすることによって、やりに力が加わり、やり先から落下するようになる。
今回は、やりがうまく刺さる方法について解説してきました。
やりが刺さらない人の共通して言えることは、腕や手首だけで角度をつけてることだと思います。
しっかりと、脚や膝を使って角度がつけれるようにしましょう。投げの基本は、下半身の動きにあります。
今回の記事を見て、参考にしてみてはいかがですか。
次回の投稿もお楽しみに!!!