・やり投げにおいて肩甲骨が使えるようになる練習方法。
・その練習のやり方。
やり投げと野球ボールの投げ方って同じような動作をしますが、重さが全く違います。
野球の硬式ボールは約145g、やりは、男子が800g、女子が600gと重さに差があります。
このような重さに差があるのにも関わらず、やり投げのトップ選手だと80mを超える記録を投げますので、野球の遠投と変わらないくらいの飛距離を投げるのでやり投げ選手の凄さがわかりますよね。
しかし、やりを野球ボールみたいに肘や肩だけで投げても遠くへ投げることができません。
やり投げは、肘や肩に加えて肩甲骨の使い方が非常に重要となってきます。
そこで今回は、やり投げにおける肩甲骨が使えるようになる練習方法について解説していきます。
肩甲骨が使えるようになる練習方法
僕が今回ご紹介する練習方法は、
・オーバーヘッドスロー
・鉄球投げ
の2つです。
この2種目のやり方について解説していきます。
オーバーヘッドスロー
1、足を肩幅に開き、メディシンボール又は砲丸投げを両手で持ち頭上に構える。
2、膝を曲げ、腰をそらす。この時もまだボールは頭上で保った状態。
3、腰を逸らした状態から足から背中を伝って、最後は腕に力が伝わるように前方に投げ出す。
オーバーヘッドスローは、できれば砲丸の鉄球を用いて練習した方がいいですが、ない場合は、メディシンボールで練習するようにしましょう。
このオーバーヘッドスローのポイントは、腕だけの力だけでは全くと言っていいほど前に投げることができません。
遠くに投げるには、肩甲骨を使い、大きく体を使う必要があります。
肩甲骨を使うということを意識して練習してみましょう。
鉄球投げ
1、鉄球を利き手に持ち、やりを投げるようにして構える。
2、ブロック足を踏み出すのと同時に腕を振って前方に投げる。
3、投げる時は体全身を使って投げるようにする。
鉄球投げは基本1kgで練習するのがおすすめですが、1kgに慣れてきたら、2kgに変更するのも良いと思います。
鉄球投げのポイントとして、鉄球投げも野球ボールのように肘や肩だけで投げてしますと、関節を痛めてしまう恐れがあるため、体全身を使い、肩甲骨を使って投げるよう意識してみましょう。
肘関節や肩関節で投げるよりも肩甲骨を使って投げた方が、楽に投げれると思います。
まとめ
今回の記事では、やり投げにおける肩甲骨が使えるようになる練習方法について解説してきました。
練習方法としては、
・オーバーヘッドスロー
・鉄球投げ
の2種目がありました。
この2種目は重いものを用いて練習するため、肘や肩だけの力だけでは投げることが難しいので、肩甲骨を使うことがとても重要なんです。
今回の記事を参考に肩甲骨を使った練習を取り入れてみてはいかがでしょうか。
次回の投稿もお楽しみに!!!