トレーニング

やり投げのブロック動作における衝撃に耐えれるようになるトレーニング

この記事で分かること

・ブロックの衝撃に耐えれるようになるトレーニング方法。
・そのトレーニングのやり方

前回の投稿では、やり投げのブロック動作について解説してきましたが、今回は、ブロック動作の衝撃に耐えれる体を作るためのトレーニング方法について解説していきます。

 

実際になぜブロック動作は衝撃に耐えなければならないのか。

 

その理由は簡単で、やり投げは助走でついたスピードを生かして投げる競技で、そのスピードをブロックするわけですから、相当な下半身の力が必要となってきます。

ブロックが潰れてしますと、投げる際に力が入らなくなってしまい、やりに力が加わらないので、ブロックに耐えれる体を作る必要があります。

じゃあ、実際にどんなトレーニングをしたらいいの?

 

って思いますよね?

実際に僕も現役時代に行っていた、ブロックの衝撃に耐えれるようになるトレーニング方法をご紹介していきます。

それではいってみよう!!!

 

ブロックの衝撃に耐えれるようになるトレーニング

今回、僕が実際にやってきトレーニングを3つご紹介していきます。

ハーフランジ

やり方

①脚を肩幅より大きく、前後に脚を開く。
②上体をまっすぐにしたまま、股関節と膝をやや曲げていく。
③膝はやや曲がる程度曲げ、前脚を地面を蹴って元の姿勢に戻っていく。

このハーフランジは、実際にやり投げのブロック動作をしているイメージで行います。慣れるまでは、自重で行うのをおすすめしますが、慣れてきたら、バーベルを担いで行うようにしましょう。

 

バーベルを担ぐとより効果的です。

僕は初めてこのトレーニングを行った時は、60キロのバーベルを担いでやっていました。当時は、足腰が弱かったのでフラフラしながらこの練習をやっていたのを思い出します。

 

自分の能力に合わせたレベルでこのトレーニングを取り入れてみましょう。

 

デプスジャンプ

やり方

①高さのある台の上に脚を揃えて立つ。
②台の上から両足を揃えた状態で地面にジャンプする。
③着地の際は、膝が軽く曲がる程度で着地する。

デプスジャンプでは、高さのある台の上からジャンプすることによって、ブロックの際の衝撃に耐えれる下半身の力を鍛えることができます。

 

台の高さに慣れてきたら、台の高さを高くすると、より強度が強いトレーニングができるようになります。

 

しかし、このデプスジャンプは強度が強いトレーニングとなっており、陸上選手に多い、「シンスプリント」になってしまう恐れがあるので、トレーニング後のケアをしっかりと行うようにしましょう。

僕もこの練習でシンスプリントになっていたので、練習を行う際は注意が必要となります。

シンスプリントとは、脛骨の周りにある骨膜が炎症を起こすスポーツ障害のこと。運動時や運動後にすね内側の中央から下方にかけてズキズキとした痛みが生じる。

 

スクワットジャンプ

やり方

・①脚を肩幅に開き、バーベルを担いで立つ。
②少ししゃがんだ状態で真上にジャンプする。
③着地の際は、膝を45度くらいの高さまで下げ、繰り返しジャンプ動作を繰り返す。

ジャンプスクワットでは、ブロック動作の際に衝撃に耐えれる下半身の力を鍛えることを目的に行います。

初めてジャンプスクワットをやる人は、最初はバーベルを持たない状態で行うことをおすすめします。

慣れてきてからバーベルを担ぐ、徐々に負荷を上げていきましょう。

 

まとめ

今回の記事はブロック動作における衝撃に耐えれるようになるトレーニングについてでした。今回ご紹介したトレーニングは、次の3つです。

・ハーフランジ
・デプスジャンプ
・スクワットジャンプ

でした。

 

この3つのトレーニングは、ブロックの際に必要な下半身の筋力を鍛えてくれるので是非参考にしてみてください。

次回の投稿もお楽しみに!