トレーニング

やり投げの男子選手が女子やりを投げたら遠くまで飛ばせるのか徹底解説

この記事で分かること

・男子選手が女子やりを投げると遠くに飛ばせるのか。
・女子やりを投げることによって力の加え方を練習することができる。

やり投げをしている男子選手で女子やりを投げたことはありますか?

女子やりは男子やりに比べて、重さは200g軽い600g、長さは40cm程短い2.3mとなっています。

あれ、軽くて短いなら飛ぶんじゃね?

と思う人もいるかと思いますが、実際に投げたら分かりますが、なかなか思うように飛ばないのが現実なんです。

 

僕も実際に女子専用やりを投げたことがありますが、全力に近い力で投げても男子やりで投げた時よりも全然飛ばなかったです。

 

他の男子選手も同様に、女子やりを投げても男子やりでいつも投げてる距離よりも飛んでなかったです。

 

なぜ男子選手が女子やりを投げても飛ばないのでしょうか?

その理由は、

・重さが軽いため、風の抵抗を受けやすい
・長さが短いため、ピンポイントに力を加えないと力強く飛んでいかない

2点が挙げられると思います。

 

そこで今回は、やり投げの男子選手が女子やりを投げたら飛ぶのかどうかを解説していきます。

それではいってみよう!

 

男子選手が女子やりを投げるとどうなるの

やり投げの男子選手が女子やりを投げると次のようなことが考えられます。

・力を加える方向がめちゃくちゃで飛び方が汚くなる。

・軽いため腕だけの力で投げてしまい、やり先が上を向いて飛んでいく。

2点が考えられます。

 

そもそも女子やりを投げる機会なんて滅多にないと思います。

僕は、練習の合間に遊び感覚で女子やりを投げていました。

その日は、男子やりを投げてもあまり飛ばなくて調子が悪い日だったので、気分転換に女子やりでも投げようと思って投げたのですが、ほぼ全力と同じ力にも関わらず、男子やりで投げた距離と同じくらいもしくはそれ以下でした。

 

やはり、いつも男子やりを投げてるせいか、女子やりを持った瞬間めちゃくちゃ軽く感じ、遠くに投げれる気がするのですが、そう上手くはいきません。

 

特に風の強い日なんか全く飛ばないのです。

女子やりは男子やりよりも軽いため、風の抵抗を受けやすく、上手く風にのせないと綺麗に飛んでくれません。

 

男子選手は女子選手よりも肩や腕の振りが強いため、やりにしっかりと力を加えないと女子やりは綺麗に飛ばせないのです。

 

女子やりを投げることによって力を加える練習になる

男子選手が女子やりを投げると力の加え方が難しいため、

力をまっすぐ加える練習

になるのです。

 

僕のチームメイトに全国大会で優勝したことある選手がいましたが、その子は男子やりでも力を加えるのが上手でしたが、力を加えるのが難しい女子やりを投げても綺麗に力を加えることができていたのです。

 

僕も試しに力をまっすぐ加えることだけを意識し、女子やりを投げてみると、最初はなかなか上手くいきませんが、何度も繰り返して投げる内に綺麗に飛ぶようになってきました。

その後、男子やりに持ちかえて投げてみると、少し重くは感じますが、力を加えるのは楽に感じました。

 

このように女子やりは力を加えるのが難しいからこそ、やり先にまっすぐ力を伝えるという練習ができます。

 

男子選手は是非女子やりを試しに投げてみてください。

 

まとめ

今回の記事で重要なポイントは、

・男子選手が女子やりを投げてもあまり飛ばない。

・女子やりは男子やりに比べて、軽い上に長さも短いため、風の抵抗を受けやすく、力を伝えるのが難しい。

・力を加えるのが難しい女子やりを投げることによって、やりにしっかりと力を加えるという感覚を掴む練習になる。

今回は、男子選手が女子やりを投げると遠くまで飛ぶのかについて解説してきました。

もちろん個人差がありますが、男子やり並みに綺麗に飛ばすのは難しいと思います。

 

僕個人の見解ですが、重い物体を遠くに投げるよりも、軽い物体を遠くに投げる方が難しいと思います。

その答えは、軽い物体は空気抵抗を受けやすいからです。

 

女子やりは軽いからこそ、まっすぐ力を加えないと遠くへは飛んでくれないので、男子選手は、是非女子やりで練習してみるのもありだと思います。

次回の投稿もお楽しみに!!!

バイバイ!