トレーニング

やり投げの記録を伸ばすために意識すること

この記事で分かること

・僕がやり投げの記録を伸ばすために意識していたこと。
・意識することによって変化したこと。

り投げの記録が伸び悩んだり、どうやったら記録が伸びるんだろうと不安になったことはありませんか?

僕も大学生の頃、全く記録が伸びない時期がありました。しかし、ある日の練習で僕が所属していた大学の練習にA大学の監督が練習に来られていて、その監督のアドバイスでを意識したことで記録が安定するようになりました。

そのアドバイスとは、

「やりは弾いて、投げたい方向に胸をもっていけ」というアドバイスでした。

最初聞いた時は、「何をいってんだ、この人は」と思っていましたが、言われたことを意識して練習に取り組んだ結果、軽く投げたつもりなのにやりが伸びていくようになりました。

僕が当時意識していた

・やりを弾くこと。
・やりを投げる方向に胸をもっていく。

というところに着目して今回は意識するポイントをご紹介していきます。

それではいってみましょう。

 

やりを弾く

やり投げをしている人なら、一度は「やりを弾け」などとアドバイスを受けたことはあると思います。

始めた頃は、全く意味がわからないままでした。

 

僕は、

「弾く〜?、やりは投げるものだよ」

なんて思っていました。

 

しかし、今思うと、昔の自分に

 

「ばかやろー」

 

といってあげたいくらいとても重要なことでした。

 

実際、やりを弾くとはどういうことなのでしょうか。

 

その答えは簡単で、野球もボールから指を離すときに手首を使いスピンをかけますよね?

 

それと同じように、手首でスピンをかけてあげる必要があります。この時、僕が意識していたのが、やりをリリースする際に、顔の真横付近で手首を返してあげることです。

手首を返すイメージとして、野球のピッチャーでいう、シュートボールを投げる感覚と同じですね。

手首を返すことで、やりにスピンが掛かるようになり、伸びやすいやりを投げることができます。この手首を返す感覚を突き刺しの時にイメージさせ投げるのです。何度も繰り返すことによって、体に染み付いてくるものです。

 

この手首を返す感覚ができてくると、やりが弾けてるとなってくるわけです。

この手首を返す感覚はいきなり助走付きで練習すると難しいので、突き刺し→ワンクロス投げ→クロス投げ→短助走投げ→全助走投げと段階に分けて練習するようにしましょう。

 

投げたい方向に向かって胸をもっていく

この投げたい方向に向かって胸をもっていくってことが最初聞いた時、本当に意味が分かりませんでした。

しかし、単純に考えると、やりは約30度くらいの角度で飛んでいくのに対し、胸の位置はというと、下を向いたり、正面を向いたりしてませんか?

 

僕はどっちかというと投げる瞬間に、胸が下を向くタイプでした。

 

やりは斜め上に投げるのに胸は下を向いていたら、力が分散するに決まっていますよね。

この投げたい方向に向かって胸をもっていくことを意識し始めてから、軽く投げているつもりなのに、伸びていくやりを投げれるようになりました。このような感覚は初めてだったので、とても好感触だったのを今でも覚えています。

またこの感覚を身につけるのに1番意識していたことは、助走から投げまでリラックスを保ち続けることです。

 

リラックスして投げないと、体のしなりというのが生まれないので、胸を投擲方向に持っていく感覚を身につけたいのであれば、常にリラックスすることは本当に重要なことなんです。

 

この感覚を身につけるには、繰り返し練習を積むしかないので、まずは軽い助走から始めることをおすすめします。

この感覚を身につけるには助走をつけて練習したほうが効果的だが、最初はスピードを落とした助走から入り、少しずつスピードをあげるようにしましょう。

まとめ

今回ご紹介したのは、僕が記録が伸び悩んでいる時期に意識していたことです。

①やりを弾く感覚を身につける。
②投げたい方向に胸をもっていく感覚を身につけ、伸びるやりを投げる。

この2つを意識した結果、今まで練習でも安定してなかった記録が安定して投げれるようになり、試合でのアベレージも高くなりました。

しかし、この意識するポイントは、あくまで僕個人の意見ですので、これを読んでくださった方全員の記録が伸びるとは限りません。

今回の記事を読んで参考にしてみてはいかがですか。

 

次回の投稿もお楽しみに!!!