トレーニング

やり投げの試合においてわざとファールする選手の理由について解説

この記事で分かること

・やり投げの試合においてわざとファールする理由。
・ファールする理由として考えられること。

やり投げの試合で余裕でファールラインの手前で止まれてるのに、わざとファールしている選手を見たことはありませんか?

 

僕も現役の頃、高校生の時は、わざとファールすることはありませんでしたが、大学生になってわざとファールするようになりました。

これも理由があってのファールなのでただ単にファールしているわけではありません。

 

今回は、僕が考えるやり投げの試合におけるわざとファールする理由について解説していきます。

それではいってみよう!!!

 

わざとファールする理由

僕が思う、わざとファールする理由は次の3つです。

・自分で明らかに飛んでないと判断した時。
・明らかな失敗投擲を審判員に測定させるのが申し訳ない気持ちである時。
・自分の投擲がなかなかうまくできなくてイライラしてる時。

の3つです。これらを1つずつ解説していきます。

 

自分で明らかに飛んでないと判断した時

この理由は僕も同じ気持ちでファールしたことがあります。

やり投げのルールとして、予選3投、決勝3投の計6投の1番いい記録で距離を競うため、明らかに飛距離が出てないと感じた場合は、ファールラインから出る選手が多いと思います。

 

僕も現役の頃は、明らかに飛んでない投擲だと判断した時は、自分からファールラインから出てファールにしていました。

大会によっては、全ての試技を測定する大会もあるため、明らかに失敗投擲の記録を測定されても恥ずかしいという気持ちもありました。

 

また、これまで投げた記録より低い記録の場合は、測定すらしてくれない大会などもあるので、この理由でファールする人は多いです。

 

日本選手権や世界陸上なんかをみていたら1番分かると思いますが、明らかな失敗投擲の際に記録を残している選手の方が少ないのです。

もう投げた瞬間に「ダメだ」と思う投擲の場合は、走り抜けるようにしてファールする選手もいます。

 

明らかな失敗投擲を審判員に測定させるのが申し訳ない気持ちである時

これは、明らかに記録が悪いのに、審判員に測定させるのが申し訳ないという気持ちでしょう。

 

審判は、ファールラインを超えてないか確認する主審、やりが落ちた場所を確認する副審、記録を測定する記録員がいますが、特に副審は、やりが落ちた場所まで走っていくので、意外と大変なんですよ、、(笑)

僕も学生の頃、主審、副審の両方したことがありますが、1投1投測定するのって、意外と手間がかかるんですよ

 

明らかな失敗投擲を心配に測定させてしまうと、試合時間が長くなり、試合の流れも悪くなってしまうので、少しでも自分の番が早く回ってくるようにファールする選手もいます。

 

そのため、わざわざ全く飛んでない記録を審判員に測定させるのが申し訳ないという気持ちでわざとファールする選手も少なくはないと思います。

 

自分の投擲がなかなかうまくできなくてイライラしてる時

これは本当はやってはいけないと思うのですが、気持ちはものすごくわかります。

 

僕も記録が伸びずに試合に出ても思うような投擲ができずに、ファールラインを踏み潰すようにファールしていました。

今思うと、本当にスポーツマンとしていけないことをしていたなと反省しないといけないですね。

 

でもうまく投げれなくてちょっと頭に血が登ってファールする選手も少なくはないです。

 

まとめ

本日の記事で重要なことは、

・やり投げの試合でわざとファールするのはしっかりとした理由があること。
・僕が考えるファールする理由は3つある。
・1つ目は、自分で明らかに飛んでないと判断した時。
・2つ目は、明らかな失敗投擲を審判員に測定させるのが申し訳ない気持ちである時。
・3つ目は、自分の投擲がなかなかうまくできなくてイライラしてる時。

いかがでしたか?

 

やり投げの試合をテレビや会場で見るときに、わざとファールしている選手は多いですよね。

世界陸上の実況でも、

「さっきの投擲はファールにしましたね」

などと実況しているのを聞いたことあると思います。

 

そのわざとファールするにしても、今回お伝えした理由があるのです。

 

やり投げをしている人もしてない人も今回の記事を見て参考にしみてください。

 

次回の投稿もお楽しみに!!!