トレーニング

やり投げにおいて遠くに投げるために必要な筋肉を徹底解説

この記事で分かること

・やり投げに必要な筋肉。
・なぜその筋肉が必要なのか。

やり投げの飛距離を伸ばすために必要な筋肉をあなたはご存知ですか?

 

僕はやり投げを始めた頃、やりを遠くに投げるのに必要な筋肉を意識して練習をしたことがありませんでした。

しかし、やり投げに必要な筋肉を意識し始めて練習を行った結果、やりの飛距離が伸びてきました。

 

そこで今回は、やり投げの飛距離を伸ばすために必要な筋肉について解説していきたいと思います。

それではいってみよう!!!

 

やり投げに必要な筋肉

やり投げの記録を伸ばすために必要な筋肉は次の5つです。

・上腕三頭筋
・大腿四頭筋
・ハムストリングス
・広背筋
・腹筋、背筋

の5つです。

この5つの筋肉がなぜ必要なのか1つ1つみていきましょう。

 

上腕三頭筋

上腕三頭筋は、やりを投げる際に必要な筋肉です。

上腕三頭筋を鍛える種目として、プルオーバー、プルアップなどが挙げられますが、やりの動きにつなげるのであれば、プルアップがおすすめです。

 

僕は、この上腕三頭筋を鍛え始めて、肘を怪我しにくくなりました。

元々、プルオーバーの重量がチームメイトの中でも1番弱かったのですが、上腕三頭筋を意識して鍛え始めてから、いつの間にか重量が1番強くなっていました。

よく肘は消耗品と言われてますが、僕はやりをたくさん投げても肘が痛みにくくなりました。

 

肘が痛みにくくなると、練習も効率よく進めることができるので肘を強くするといった意味でも上腕三頭筋を鍛えましょう。

・プルオーバー:ベンチ台に寝た状態で、バーベルを上腕三頭筋の力で肘を曲げながら顔の下まで持ってくる。
・プルアップ:ベンチ台に寝た状態で、腕を伸ばしたまま顔の上まで持ってくる。

 

大腿四頭筋

大腿四頭筋は、助走やブロックの際に必要となる筋肉です。

大腿四頭筋を鍛える種目として、スクワット、デッドリフトなどが挙げられます。

 

特にブロックの際は、助走してきたスピードを止めるので、大腿四頭筋が弱いと、ブロックが潰れてしまうので、鍛える必要があります。

このブロックが潰れてしまうと、地面からの反発力を受けることができないので、足の力が抜けてしまい上半身にも力が入らないのでやりに力が加わらないです。

 

助走スピードに負けないくらいの下半身の力を手に入れましょう。

 

・スクワット:直立した状態でバーベルを担ぎ、膝が90度になる位置までしゃがみ立ち上がる動作を繰り返す。
・デッドリフト:バーベルを床上に置き、腕と足を肩幅くらいで構え、膝と股関節を伸展させる。

 

ハムストリングス

ハムストリングスは、投げる時の地面を蹴り出すときに必要となります。

ハムストリングスが弱いと、投げる瞬間に地面を蹴れず、体重を乗せることができないため、重要な筋肉となります。

 

ハムストリングスを鍛える種目として、スクワット、デッドリフトなどが挙げられます。

 

広背筋

広背筋は、投げるときに腕を動かすときに必要となる筋肉です。

広背筋を鍛える種目として、懸垂、ベントオーバーローなどが挙げられます。

 

広背筋が弱いと、やりはボールと違って重さがあるので、腕だけの力では投げることができません。

やり投げのコーチからも

 

「やりは肩甲骨で投げろ」

 

などと指導されたことある人も多いと思います。

 

広背筋を使って、腕に力が加わることによって、より強い力が生まれるので広背筋を鍛える必要があります。

 

・懸垂:鉄棒にぶら下がり、腕や広背筋の力を使い、顎の高さまで引き上げる動作。
ベントオーバーロー:床に置いたバーベルを持ち上げ、前傾したまま背面方向にバーベルを引く動作。

 

腹筋、背筋

腹筋・背筋は、助走や投げるときのフォームを安定させたり、下半身から生まれた力をうまく上半身に伝えるときに必要です。

腹筋・背筋を鍛える種目として、クランチ、ツイストクランチ、バックエクステンションなどが挙げられます。

 

腹筋・背筋が弱いと、助走のリズムがバラバラになったり、保持しているやりがぶれたりして、投げる時も不安定な投げとなってしまいます。

 

僕自身も、体感トレーニングを取り入れてから、助走の際にやりがぶれなくなったり、助走からの投げが安定してできるようになりました。

助走や投げの動きが安定するということは、記録も安定してくるのでブレない体幹を手に入れましょう。

 

・クランチ:一般的に上体起こしと同じもの。
ツイストクランチ:クランチの状態から体を交互に捻りながら腹筋動作をする。
・バックエクステンション:一般的に背筋動作と同じもの・。

 

まとめ

今回の記事で重要なことは、

やり投げに必要な筋肉は、
・上腕三頭筋
・大腿四頭筋
・ハムストリングス
・広背筋
・腹筋・背筋
の5つ。

ということです。

 

今回、ご紹介した内容はあくまで僕個人の意見です。

やり投げに必要な筋肉は他にもありますが、特に必要な筋肉を5つ挙げさせていただきました。

 

今回の記事を参考に練習をしてみてはいかがですか。

 

次回の投稿もお楽しみに!!!