トレーニング

やり投げにおけるリリース速度とリリースポイントが投擲動作に及ぼす影響

この記事で分かること

・リリース速度が投擲動作に及ぼす影響。
リリースポイントが投擲動作に及ぼす影響。

やり投げをいているそこのあなたは、リリース速度やリリースポイントが投擲動作にどう影響するのか考えたことはありますか?

 

僕は全く考えたことなかったです。

 

「リリースなんて早ければ飛ぶでしょ」

 

なんて感じの考えでした。

 

しかし、リリース速度は早ければいいってものではありません。やりにしっかり力が伝わるかどうかがポイントとなってきます。

また、やりを投げる際のリリースポイントも飛距離を伸ばすために重要なポイントです。

 

今回は、やりを投げる際にリリース速度とリリースポイントがどう影響するのかを解説していきます。

それではいってみよう!!!

 

リリース速度が投擲動作に及ぼす影響

やり投げのリリース速度が投擲動作に及ぼす影響は次の2点です。

・リリース速度が速いとやりの初速が上がる。
・リリース速度が遅いとやりの初速が落ちる。

の2点です。

確かにリリース速度が速いとやりの初速は上がり、勢いがあるやりが飛んでいきますが、いくらリリース速度が速くても、腕と下半身が連動していないと初速は上がりません。

 

 

僕は、リリース速度は遅い方で、リリース速度が速い選手を見ると、

 

「あー俺もあのくらいの腕の振りが欲しいな」

 

なんて思っていましたが、すぐに手に入るものでもありません。

 

そこで僕がリリース速度の遅さを助走スピードでカバーして、僕よりリリース速度が速い選手よりもいい記録を投げることができていました。

 

どんなにリリース速度が速くてもやりが遠くに飛ぶとは限りません。

これは、自分の助走スピードとブロックのタイミングに合わせてやりをリリースできているためにリリース速度が遅くてもやりに力は伝わるということです。

 

リリースポイントが投擲動作に及ぼす影響

リリースポインとが投擲動作に及ぼす影響は2点あります。

・リリースポイントが遅いとやりの背中が見え、空気抵抗を受けやすくなる。
・リリースポイントが速いとやりが体から外れ、やりに力が伝わらない。

の2点です。

やりのリリース位置は、野球のように前で投げてしますと、やり先が上を向いてしまい、空気抵抗を受けやすくなるので飛距離が出にくいです。

 

一方、リリースポイントが速いとやりが体の軸から離れてしまうため、やりの力が伝わらないです。

 

 

理想のリリースポイントは体の真横付近でリリースするのが1番綺麗にやりが投げれます。このリリースポイントは突き刺しなどで何度も練習して感覚を体に染み込ませましょう。

 

まとめ

今回の記事で重要なポイントは、

・リリース速度は速い方が良いが、速くても腕と下半身が連動しないと意味がない。リリース速度の遅さは助走スピードでカバーすることができる。
・リリースポイントは、速くても遅くてもやりに力がうまく伝わらなくて、体の真横付近でリリースするのが妥当である。

いかがでしたか?

リリース速度とリリースポイントを意識するだけでやり投げの記録は伸びてきます。

 

僕もこの二つを意識しながら練習を行った結果、自己ベストを更新することができました。

 

今回の記事を参考にして練習を行ってみてはいかがでしょう。

 

次回の投稿もお楽しみに!!!