トレーニング

やり投げ動作につながるメディシンボールを使った練習

この記事で分かること

・メディシンボールを使った練習方法。
・その練習のやり方を解説。

やり投げをしている選手ならメディシンボールを使っての練習をしていると思います。

しかし、中には、

メディシンボールを使った練習って何をしていいのかわからない。

 

なんて人もいると思います。

 

僕もやり投げを始めたばかりの高校生の頃なんてメディシンボールの存在すら知らなかったくらいです。。。(笑)

しかし、やり投げ専門のコーチから始めて教わった時に。メディシンボールを使った練習が、やり投げ動作の感覚を掴むのに最適な練習だと気付かされました。

 

やりとメディシンボールって違う道具のように思いますが、しっかりと練習を行うことによって、やり投げの記録向上にもつながります。

 

そこで今回は、僕が実際に取り入れていたメディシンボールを使っての練習についてご紹介していきます。

それではいってみよう!!!

 

メディシンボールを使った練習3選

僕が今回ご紹介するメディシンボールを使った練習は次の3つです。

1、スネーク壁当て
2、突き出し
3、片手投げ

この3つの練習方法は基本1kgのメディシンボールを使うことをおすすめします。

それでは実際のやり方を解説していきます。

 

1、スネーク壁当て

1、メディシンボールを両手で持ち、頭上に構える。
2、この時、壁との距離は約1メートルほど空ける。
3、下半身から上半身の順番で力を伝って、体をしならせるように肩甲骨を使って投げる。
4、壁から跳ね返ってきたらすぐにキャッチして同じ動作を繰り返す。

 

この練習は、体を蛇のようにしならせる動きなのでスネークと呼んでいました。

 

この練習の目的として、体全身を使い、下半身から上半身を伝って、物体を投げるというのが目的です。

 

僕は始めてこの練習をした時、体のしなりを全く使えず、腕の力だけで投げていました。

しかし、何度も繰り返して練習をこなしていけば、自然と体のしなりを使えるようになるので数をこなしていきましょう。

 

この練習は、20×3セットを目安に行うといいです。

 

2、突き出し

1、体を捻った状態で、メディシンボールを両手で持ち、胸の前に構える。
2、構えた状態から利き腕を使い、足をつくタイミングに合わせてボールを突き出すように投げる。

 

この練習の目的として、ブロックのタイミングに合わせて投げると行ったことを目的として行います。

タイミングが合わないとボールを投げる際に重く感じるはずです。

しかし、ブロックとのタイミングが合うと、ボールの重さをほとんど感じないと思います。

 

僕もこの練習を取り入れていましたが、やり投げは本当にブロックと投げ出しのタイミングが重要だと感じています。

この練習でブロックと投げ出しのタイミングの感覚をもにつけましょう。

 

この練習は、10×3セットを目安に行うのがおすすめです。

 

3、片手投げ

1、体を捻り、やりを構えるように肘を引き、手のひらの上にメディシンボールを乗せて構える。
2、足を踏み出し、ブロックと同時に腕を振りボールを投げる。
3、投げる際は、ボールを握って投げずに手のひらに乗せた状態をキープし、手首を返すように投げる。

 

この練習の目的は、実際にやりを投げる時と同じような感覚でブロックのタイミングに合わせ、手首を返して投げるというのが目的となります。

 

僕も実際にやりを投げる前の練習として取り入れてました。

スタンディング投げはもちろんですが、クロス投げや軽く助走を取ってから投げるとさらにやり投げの動きに近い動作の練習ができるので個人的にはおすすめです。

この練習も、10×3セットを目安に行うようにしましょう。

 

まとめ

今回の記事のポイントは、

やり投げの動作につながるメディシンボールを使った練習は、
1、スネイク壁当て
2、突き出し
3、片手投げ                       の3つ。
この3つの練習の共通点として、やり投げに欠かせない動作の感覚を身につけることができる。

 

今回は、やり投げ競技につながるメディシンボールを使った練習方法をご紹介してきました。

メディシンボールを使った練習は、怪我をするリスクも少なく、やり投げの動きを確認できる練習内容なので、とても効率がいい練習だと思います。

 

今回の記事を参考にして、是非メディシンボールを使った練習を取り入れてみてください。

 

次回の投稿もお楽しみに!!!