・筋肉がでかくなる食材。
・その食材が筋肉にどう影響するのか。
やり投げにおいて、筋肉をつけるためにウェイトトレーニングを日々行なっていると思います。
しかし、ウェイトトレーニングをすることだけが筋肉をつける近道ではありません。
より効率よく筋肉をつけるために重要なことは食事です。
この食事を意識している選手は多くはないと思います。
僕も現役の頃は、食事を意識して練習を行ったことがなく、好きなものをとりあえずたくさん食べるという食事をしていました。
しかし、食事は筋肉を大きくする上で必要不可欠な要素です。
実際にどういう食事をしたら良いのでしょうか。
その答えは、タンパク質を多く含む食材をたくさん食べることです。
タンパク質は、筋肉、骨、血液の材料となる重要な栄養素。
筋肉は、強い運動によって分解され、材料となるタンパク質を吸収して合成することによって大きくなるため、タンパク質を摂取しなければならないのです。
そこで今回は、タンパク質を多く含む筋肉を大きくする食材について解説していきます。
筋肉を大きくする食材
僕が今回ご紹介する筋肉を大きくする食材は、
・鶏胸肉
・サーモン
・ギリシャヨーグルト
・アボカド
の4つです。
この4つの食材について1つずつ解説していきます。
鶏胸肉
筋トレには鶏胸肉という考えの人が多いと思いますが、なぜ鶏胸肉を食べると筋肉が大きくなるのでしょうか。
その答えは、鶏胸肉は低脂質、低カロリーでタンパク質の塊と言えるからです。
しかし、
良質なタンパク質なら牛肉や豚肉でもいいんじゃないの?
と思う人も多いと思いますが、この食材にはもれなく脂質がついてきます。
もし、牛肉や豚肉が食べたいというのならば、比較的脂肪が少ない赤みを選ぶことをお勧めします。
鶏胸肉の良いところは、高タンパク質な上に値段も安く、とてもコスパが良いところです。
筋肉をつけるならもってこいの食材と言えるでしょう。
サーモン
サーモンが筋肉に良いのかと疑問に思う人も多いと思いますが、筋肉を大きくしたいのなら天然のサーモンを選ぶと良いでしょう。
なぜ普通のサーモンではダメなの?
と思う人も多いかと思いますが、普通のサーモンは脂のりが良いよう肥満状態に育てられます。
一方、天然のサーモンは高タンパク質、低カロリーのため筋肉には天然のサーモンが良いというわけなんです。
しかし、魚の脂肪分はEPAエイコペンタエン酸やDHAドコサヘキサエン酸などのオメガ3脂肪酸が多く含まれています。
これらのオメガ3脂肪酸はLDLコレステロールを除去し、HDLコレステロールを増やし、中性脂肪を減らすなど、健康面としては非常に良い働きをしてくれるのです。
とはいっても、筋肉にとっては脂肪を摂りすぎはよくないため、サーモンを食べるのならできるだけ天然のサーモンを食べるようにしましょう。
ギリシャヨーグルト
ギリシャヨーグルトは、一般的に売られているヨーグルトの約2倍のタンパク質が含まれています。
そればかりか、亜鉛・カリウム・ビタミンB12(神経系及び血液細胞に必要)・ビタミンB6(脳などに対して良い働きがある)といった栄養素がバランスよく摂ることができます。
さらにギリシャヨーグルトは、一般的なヨーグルトに比べて乳糖の含有量が少なく、免疫力を整えるのに役立つバクテリアが豊富と良いことだらけの食材なんです。
ブルーベリーを上から散らせば、トレーニング前の栄養補給としてもぴったりなので、朝食として食べるのも良いと思います。
アボカド
アボカドには、20種類ほどのビタミンと、一価不飽和脂肪酸を多く含みます。
最近女性の間では、インスタ映えをする食材としても人気なアボカドですが、トレーニングをする人にとっても恩恵の多い食材となっています。
栄養価は申し分ないのですが、高カロリーな食材(100グラムあたり約187カロリー)でもありますので、摂取する量には注意が必要と言えるでしょう。
まとめ
今回の記事で重要なポイントは、
・筋肉を大きくしたいならタンパク質を多く含んだ食事を心がける。
・筋肉を大きくする食材には、鶏胸肉・サーモン・ギリシャヨーグルト・アボカドがある。
今回は、筋肉を大きくする食材について解説してきました。
やり投げには、筋肉が必要となりますが、ウェイトトレーニングだけでは筋肉は大きくなりません。
食事面でも意識することによって筋肉をより大きくできますし効率の良いウェイトトレーニングができます。
周りの選手に差をつけたいのならば、食事面も意識してみると良いでしょう。
バイバイ!